木霊の日記

秋の俳句教室

2018年11月5日 15時11分

 3・4年生の俳句教室がありました。今日は、「数」を使った表現です。はじめに、正岡子規の「鶏頭の十四五本もありぬべし」の俳句を紹介していただきました。数で、広さや空間、賑やかさなども表現していることが分かりました。数の効果が分かったところで、いよいよ俳句作り。季語とは関係のない十二音の中に数を入れて考えました。その後、明るい俳句には『小鳥来る』、寂しい、暗い俳句には『うろこ雲』の季語を付けて仕上げました。子ども達は、悩みながらも、一生懸命考えて作りました。

入選句紹介

☆ 小鳥来る 太鼓を千回 たたいたよ     ☆ ぬいぐるみ 縫い目は九個 小鳥来る

☆ 千本の木で作った 小鳥来る        ☆ 小鳥来る せんべつする 三四十箱

☆ 小鳥来る 多目的室の窓 五十二枚     ☆ 小鳥来る 赤白黒のコイ五ひき

☆ 小鳥来る 百十二種の動物園